-泡沫-
いたずら


私が初めて死にたいと
思ったのは、小6の時でした。


当時、私には付き合っている
男子がいました。

名前を仮に優太とします。



同じクラスになった
小3からずっと好きで、
小5の冬に告白されました。


その裏には、友達の協力も
あったのですが、
それはまた章を改めて
お話します。


まあ、付き合うと言っても
まだ小学生ですし、
お互い意識してしまって
ろくに話せませんでしたが。


しかし付き合っていることに
変わりはありません。


優太は結構モテる方でしたし
私は軽いいじめのようなものに
あっていました。


クラスに優太を好きな子が
いたのです。


しかも私と同じ頃から。
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