だから ほっとけねーんだよ  【完】
「それが、なに?」


『あり得ないんだけどっ』


「なんで?」


『彼氏じゃないでしょっ?!
 昨日から、とも言ったよね?!
 昨日から、私たち、
 付き合ってないでしょっ?!』


「そーなの? 
 キスしたのに?」

『んぐっ・・・』


「ああ、あれ?
 付き合ってください、とか
 言われないと
 付き合えないタイプ?」


Godが飲み物を置き、
私の両手を掴んだ。
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