待ってろあおはる
うどんであったまって。
ちょっと汗ばんで外に出る。
美味しかった?と、聞く先輩に。
うん!あったまったねぇ。と、笑うと。
そっか。よかった。
…デザートはどお?と、言うから。
まだお腹いっぱいだよー。
昨日もね、マネージャーさんが、
いっぱいご飯作ってくれて。
すごい上手でねー。びっくりしたんだよ!
あたしの話を聞きながら、手をつないで歩く。
うなずいて、微笑んで聞いてくれるけど、
なんだかいつもより、言葉が少ない…?
先輩?何かあった?
あたしの問いかけに、答えてくれない…。
うつむいている顔を、下からのぞきこんで。
…え?
立ち止まってしまった先輩は、大きな手で
眉間をおさえていた。
隙間から、光って見えるのは…
どうしたの?先輩。
どうして??
慌てて先輩の腕をつかむと。
あたしの手に自分の手を重ねて。
ごめ…ん。ちづる…。
俺、ダメだわ…。
え…。どうしたの…ほんとに…。
あたしの言葉に、顔を上げて。
あたしの目を見る。
ちづる…自分でわからないの?
怒っているような、悲しんでいるような
見たことない顔をした先輩。
え?あたし…?
あ…ちょっと痩せたこと?
マネージャーさんにも言われたけど…。
そんなでもないよ?
必死で説明するあたしの手をとって。
ちづる…。
マネージャー、心配してたろ?
え?あ、うん。少し…。でも…。
オロオロするあたしの背中に、
そっと手をそえて、
とりあえず…
寒くなってきたから、車行こう。
風邪ひいちゃうよ…。
うん…。
車は、先輩が予約した宿泊先に向かった。
言葉がなかなか出ないまま…。
ちょっと汗ばんで外に出る。
美味しかった?と、聞く先輩に。
うん!あったまったねぇ。と、笑うと。
そっか。よかった。
…デザートはどお?と、言うから。
まだお腹いっぱいだよー。
昨日もね、マネージャーさんが、
いっぱいご飯作ってくれて。
すごい上手でねー。びっくりしたんだよ!
あたしの話を聞きながら、手をつないで歩く。
うなずいて、微笑んで聞いてくれるけど、
なんだかいつもより、言葉が少ない…?
先輩?何かあった?
あたしの問いかけに、答えてくれない…。
うつむいている顔を、下からのぞきこんで。
…え?
立ち止まってしまった先輩は、大きな手で
眉間をおさえていた。
隙間から、光って見えるのは…
どうしたの?先輩。
どうして??
慌てて先輩の腕をつかむと。
あたしの手に自分の手を重ねて。
ごめ…ん。ちづる…。
俺、ダメだわ…。
え…。どうしたの…ほんとに…。
あたしの言葉に、顔を上げて。
あたしの目を見る。
ちづる…自分でわからないの?
怒っているような、悲しんでいるような
見たことない顔をした先輩。
え?あたし…?
あ…ちょっと痩せたこと?
マネージャーさんにも言われたけど…。
そんなでもないよ?
必死で説明するあたしの手をとって。
ちづる…。
マネージャー、心配してたろ?
え?あ、うん。少し…。でも…。
オロオロするあたしの背中に、
そっと手をそえて、
とりあえず…
寒くなってきたから、車行こう。
風邪ひいちゃうよ…。
うん…。
車は、先輩が予約した宿泊先に向かった。
言葉がなかなか出ないまま…。