社会は私に死ねと
「ごめん、お母さん。やっぱり食欲ないから、ご飯いらない」

「ちょっと!あんた、ふざけるのもいい加減にしなさいよ!これ以上お母さんを困らせないで」

「食べられないの。ごめんなさい」

「食べられないって・・・病気の時は栄養のあるもの食ってる方がよっぽどいいのに・・・!」


ネムは母の言うこを無視し、自分の部屋へ戻った。

(やっと落ち着いた・・・・・・)

家にあるネムの部屋。

ここがネムにとって一番落ち着く場所であった。

一人だけの場所。

誰にも気を遣わなくてもいい場所。

それは自分の部屋だけだ!
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