恋のカタチ
本当に美沙の気遣いに感謝する。
中庭に着くとやっぱり人はいなくて、ほっと安心して息を吐いた。
宮村くんは人気者だから私が彼女の代わりになっているって誰かが知ったら宮村くんに迷惑をかけてしまう。
影になっているところに腰を下ろしてお弁当箱を開こうとすると、
「…あれ?もしかして渡辺さん?」
聞きなれない声がして美沙と一緒に振り返ると、
「あ、宮村くん…」
そこには購買帰りなのかビニール袋を持った宮村くんと知らない男子がいた。
中庭に着くとやっぱり人はいなくて、ほっと安心して息を吐いた。
宮村くんは人気者だから私が彼女の代わりになっているって誰かが知ったら宮村くんに迷惑をかけてしまう。
影になっているところに腰を下ろしてお弁当箱を開こうとすると、
「…あれ?もしかして渡辺さん?」
聞きなれない声がして美沙と一緒に振り返ると、
「あ、宮村くん…」
そこには購買帰りなのかビニール袋を持った宮村くんと知らない男子がいた。