それでも、好きなの。
「…ほんま、ええやつやな。」
そう笑い、私の頭を撫でた。
「え、あたしいいやつ?
…ええやつ。うん、かっこいい!」
「プックック…、はいはい。」
キーンコーンカーンコーン…
×××××××
「あ―も―!!!!和哉のせいで今から職員室じゃ―ん!!!」
「俺のせいちゃうわ!あほっ」
「あほ、の発音…かっこいい!!!」
「うっさい!はよ職員室行けや!」
「はぁああぁぁ…。」
「あからさまなため息すな!
気い悪いわっ」
ふんっだ職員室行こっと!
なにするんだろぉ…?