それでも、好きなの。
××××××××
「ここやったらゆっくり話せるな。」
着いた先は屋上。
冷たい風が私達を包む。
「で?理由は?」
「それ、言わなきゃ駄目?」
だって、告白に…なっちゃうんだもん。
「あかん。」
「へ?」
「やっぱりあかん。」
…なんなんだ?
「さやか、おるやん?」
「…うん」
呼び捨てな、仲なんだ。
「あいつ昨日で6回目の告白やってん」
「え!?多!!!!」
そりゃうざいか…。