あの日キミと
皆「任せてくださーい」
それに応えるようにまた地響きがした
「私は早瀬蘭です。はっきり言って私の事は守って貰わなくて結構です。自分の事は自分でどーにかするので」
晴「何で〜」
薫「アホか!お前印象悪ーなってるやん」
皆「…………」
私は1段ずつ降りて行く
最後まで降りそして同じ目線になったところで言葉をつむぎ始めた
「…私は命をかけて守ってもらうほど価値もありません。価値を見出して欲しいとも思いません。瑠璃を守る騎士として仲間に入りました。それに、命かけて死なれたら後味悪いし責任とれないから。1つしかない命大切にしてください。あなた達が1人でもかけてしまったらそれは、もう黒龍じゃなくなるから。それに、あなた達の上に立って指図する人間にもなりたくない。私と貴方々の関係に上も下もない…ただ、あなた達の大切な居場所に入る事を許してください。きっと、私たちの事をよく思ってない人もいるんじゃないかな?………ここはすっごく暖かいいい場所ね、ここにいるあなた達はすっごく満ち足りた顔で私たちがいることでそれが壊れてしまうのなら、潔く身を引きます。 」
「…………」
「だけど、あなた達とバカしてみたいって思うの色んなことを体験して悲しい事も嬉しいことも共有したい。10年後20年後あの時はあれはって笑い合える関係を築きたい。だから、大切なあなた達の居場所にいてもいいですか?」
私は瑠璃のように深く深くお辞儀をした。
結構長い間だったと思う
「…やば」