あの日キミと

どこからかそんな声が聞こえた

「俺たちに、こんなちゃんとした挨拶してくれるの多分後にも先にもあなた一人だと思います。俺達もあなた達と色んなことをやりたい!それにここは本当にいい場所です。どこにも負けないぐらい人情に厚い奴らばっかりでどーしよもなく単細胞の集まりなんですよ。これでもかってぐらい嫌になるかも…覚悟した方がいいですよ」

多分下っ端の中でも上の人なのだろう

その人を筆頭に皆が

「「よろしくお願いします!!!!」」

一斉にそう口にした

「あ、ありがとう。後、図々しいけど、瑠璃を守ってあげてください。最優先にどうかお願いします。」


「いいえ、どちらか一方しか助けられないとしても。僕達は2人を守りたいです。矛盾してるって分かってるこれは決定事項ですから!」

「「守らせてください!!」」


どこまでも、彼らは単細胞らしい

でもそこが彼らのいい所






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