あの日キミと
「女嫌いでしょ?」

「やっぱり、気づいた?」

今までの口調も嘘だったのだろう

「うん、少し強ばってた」

「いつから?」

「最初っから」

「はぁー、マジか鋭すぎ」

中西晴は頭をかきながら地面に座り込んだ

それ程ショックだったのだろう

かなり落ち込んでいた

「他の奴には内緒な」

「分かりました」

「じゃあ、教室行こ〜」

もとの口調に変わる

その理由は

他の人達がすぐ傍によってきたから

薫「おはよーさん!二人共」

葵「おはよー♡」

弥「…………はよ」

慶「よっ」

瑠「おはよー!!!」

中西晴は片手をあげると

皆に近づいてった

「……無理しないでね」

誰に聞こえることもなく空に消えてった

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