あの日キミと

side 五十嵐薫

話してる間

ゆるい口調はなく

いつになく真剣な表情だった

やっと話してくれた晴の過去は

ずっともっと深く底なしの沼のようだった

俺達は最初から気づいとった

無理して

俺達のために

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