あの日キミと
そう発した時


蘭の顔は蒼白していた


そして、崩れるように

倒れた

それから


俺は


周りが見えなくった


急いでこの場を離れて


車で休ませたい


そんな気持ちが高かったのだろう


瑠璃がいることも忘れ

ただひたすらに走った


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