あの日キミと
そうその彼こそ
ここの総長藤堂弥生
唯一無二の存在で黒髪
その声を聞いた瞬間歩けなくなった
あの人同じ声を持っていたから
優しくて包容力のあるあの人と同じ
「2人ってことは弥生も姫にしてくれの?」
嬉しそうに瑠璃が話す
「あぁ、もうこれは決定事項だから嫌でも姫になってもらうから」
私達の意思は関係ないってことね
「嫌よ、絶対。私縛られたくないの誰にも。
だから、こうしましょう私も姫を守る騎士として入れて。1つの群れに姫は2人はいらない。いいわね?総長さん」
私は不敵な笑みを浮かべた