明日の俺は、
「もし、時間があるんだったら一緒に食事でも…どう?もちろん僕のおごりでね」
俺に向けられた人なつっこい爽やかな笑顔
初めて話すのに、安心して気を許せるような気がした。この人になら心を開いても大丈夫だと思った。
「良いんですか?」
「遠慮しなくて良いよ、こうして話すことになったのも何かの縁なんだ…ま、そういう事で、荷物持って、ルイトモの入り口に集合ね」
俺は急いで個室に戻り荷物を持って会計をすませた。
「じゃ、行こうか」
どこに行くのか分からないまま、その人について行った。