冷たい花に偽りの太陽を
CHAPTER.3
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彼はいつだってあたしを1番に考えてくれていた。
あの事件だって、彼があたしを1番に考えた結果起きたものだ。
分かってる。
分かってた。
分かってたはずだったのに、あたしは彼を否定してしまった。
ごめん、ごめんね。
ごめんなさい。
あたしのせいで、彼の人生を壊してしまった。
ごめんなさい。
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