異世界にて、ファッション革命起こします!!

服をプレゼントした後、アフタヌーンティーのスタンドやお茶が来て、食べたり飲んだりしながら和やかに会話をしていたその時。
どうも、部屋の外が騒がしくなってきておりなんだ?と思っているとバーンとドアが開き公爵様が現れた。


「ヴィオラ!アメリア!今帰ったよ!」


飛び込んできた公爵様は、パタパタと二人に寄っていき帰宅の挨拶をしている。
うん、ここのご夫婦もラブラブね!
夫婦仲の良いのはよき事よ。
お茶を飲みながら、うんうんと頷き眺めていると


「モネ嬢!今日もまた素敵なプレゼントをヴィオラとアメリアに頂いたそうで。ありがとう」

「いいえ!私は作るのが楽しくて仕方ないので作る相手が居るのは幸せですから」


ニコニコと答えると


「では、図々しいかもしれないが赤ちゃんの服は作れるかい?」


その声にキランと目を輝かせ、実は持ってきていた三箱目を出す。


「勝手ながら、実は…」


ジャジャーン!と出したるは私の世界ではオーソドックスな白のセレモニードレスと言われるベビー服。

ヘッドドレスとベビー服のセットである。


「おぉ!これは綺麗で可愛らしい!」

「まぁ、本当に素敵ね!」


ご夫妻お気に召したようで、何より。
ホクホク顔で私はお茶を飲むと、そこに新たなバーンという扉を開く音がした。
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