ある日突然!?
内容は2つ。

一つは端的な近況報告のようなもの。



『雪路を脅した』〜既読。

『雪路が青龍から距離を取るようになった。いい気味』〜既読



1つはカップルの会話の様なもの。



『雪路の様子は?』〜既読

『(^_^)v 青龍潰すって脅したら態度小さくなってさ〜』〜既読

『そうか。よくやったな、亜夢』〜既読

『ありがと〜\(^o^)/』〜既読



証拠としては十分だろう。



だから言おう。



「気付かれました?」



「「………」」



気まずそうな顔をしながらも、私に視線を合わせる2人。



「やっぱり、そう…だったんだね………」



「っ………」



最初からこの2人は、雪路を裏切り者とは認識してた様には見えなかった。



哀れむような、後悔が顔に浮き出ていた。



罪悪感を感じるのは、情が移ったからだろうか。



………。

「脅されましたか?」



ーピクッ

「っ!」



「脅された??」



反応したのは瑠樹だ。



律が脅されているはずがない。

亜夢は律に媚び、本性を隠しているのだから。



「………」



「雪路をまだ想ってるでしょうに、亜夢に身を委ねている理由が知りたい」



ま、大体予想はつくが。



「えっ、瑠樹。脅されてるの?」



「………」

「えぇ」



「何でっ、そんな事?」



平常を保とうとしてるが、私には通じない。


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