極甘同居~クールな御曹司に独占されました~
「悪かった」


「え?」


「身体が辛いのか? 夕べ、俺がかなり無理をさせたから」


「い、いいえ!」


今でも彼を見るだけで身体が熱くなるのに。
彼の心配そうな目を見上げ、小さく首を振る。
顎に触れる手を離して欲しくなかった。


「じゃあ、後悔してる?」


「まさか」


私が思っていたことを逆に聞かれ、驚いて即座に否定した。


「逆です。高梨さんが後悔したんじゃないかと……」


「そんな訳ないだろう。どうしてそう思うんだ?」


優しく聞かれ、つい私は本当のことを打ち明けてしまった。


「その……私が慣れてないから……」


彼は驚き呆れた顔をした。




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