極甘同居~クールな御曹司に独占されました~
彼の腕で見る夢は
こうして私たちの〝同棲〟は本物になった。
これまでと一番大きく変わったのは、寝室が一緒になったことだ。
二人で眠りにつく時間はとても甘くて幸せで、だけど死ぬほど緊張した。
彼は照れてばかりの私を腕の中に収め、私が眠りに落ちるまで眺めている。
私といえば緊張でとてもリラックスどころではなく、どうやら彼はそれを面白がっているらしい。
これまで食後に交わしていた議論はキッチンからベッドに場所を変え、それはしばしばキスで中断された。
「私、真面目に喋ってるのに」
「ああ。真面目に聞いてるよ」
拗ねた唇をキスでなだめられ、そのうち何を喋っていたのか分からなくなる。
結局、仕事疲れもあって彼より私の方が先に瞼が落ちてしまうことが多かった。
今夜こそは彼が眠るところを見届けようと思うのに、それが叶ったことがあるのかどうか、いつも私の記憶は曖昧だ。
これまでと一番大きく変わったのは、寝室が一緒になったことだ。
二人で眠りにつく時間はとても甘くて幸せで、だけど死ぬほど緊張した。
彼は照れてばかりの私を腕の中に収め、私が眠りに落ちるまで眺めている。
私といえば緊張でとてもリラックスどころではなく、どうやら彼はそれを面白がっているらしい。
これまで食後に交わしていた議論はキッチンからベッドに場所を変え、それはしばしばキスで中断された。
「私、真面目に喋ってるのに」
「ああ。真面目に聞いてるよ」
拗ねた唇をキスでなだめられ、そのうち何を喋っていたのか分からなくなる。
結局、仕事疲れもあって彼より私の方が先に瞼が落ちてしまうことが多かった。
今夜こそは彼が眠るところを見届けようと思うのに、それが叶ったことがあるのかどうか、いつも私の記憶は曖昧だ。