恋×嘘×罪~誰にも言えない秘密の恋~
2時間後ー…


「なぁ清水…これ…やばいんじゃ…」


「…うん、あたしやらかしたかもしれない…」


「え~~?どうしたの~~2人とも~~」


「「完全に酔っぱらってる」」


「ほぇ?」


2時間前ほど、私は彩香にお酒を飲まされ、意識がふわふわしていた。


「おしゃけって、たのしぃねぇ~」


「だめだこりゃ…ごめん、山下私花のことタクシー乗り場まで運んでくる」


「ぁぁ、そうだな…」


「じゃ、ちょっといってー…」


フラ…


「おっと…」


私をおんぶしようとしたのか、彩香はよろついた。


「あ、いいよ、俺が運ぶよ」


「あ、ありがとう山下」


「まかせろ…よいしょっと…」


「ほぇ?」


私の体は山下君によっておんぶされた。
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