恋×嘘×罪~誰にも言えない秘密の恋~
「花!花!」


「スー…スー…」


「…ダメだ、完全に寝てる…」


「どうしよう…」


「…あの、すみません…」


「「えー…」」


ー…


「ん~…」


目を覚ますと、そこには黒い天井が広がっていた。


あれ、ここ…


「どこ…?」


それに、なんかこの体制…ううん…この匂い…懐かしい…


「…目、覚めたか…」


あれ~?この声…


「あ、この声、高瀬だぁ~」


逆光で顔は見えなかった。


「…」


「あれ?でもなんで高瀬が…あ、そっか…これ…夢かぁ…」


そっか、夢なんだ…夢か~


「夢なら…本音行っても大丈夫だよね」
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