恋×嘘×罪~誰にも言えない秘密の恋~
ー…


「あの、お待たせしてすみません!成宮です!」


私は数分後、フロントへと着いた。


「あ、成宮花さんですね。こちらがお届け物となります」


フロントの女性はそういい、引き出しから私の携帯を出した。


「ありがとうございます!あの、これ届けてくれた人って…」


「あ、それなら、あの方になります」


フロントの女性はそういい外に向かって歩いている1人の男性のことを指さした。


「あ、ありがとうございます!」


私はそういい、急いで男の人の後を追った。
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