恋×嘘×罪~誰にも言えない秘密の恋~
数十分後ー…


「よし、こんなもんかな」


私は、恭介の要望通りに、ごはん、味噌汁、焼き魚、目玉焼きを机の上に並べた。


ガチャ―…


「うまそうな匂いする」


「あ、恭介」


そこへタイミングよくスーツ姿の恭介がきた。


私と恭介は向かい合う形で椅子に座った。


「「いただきます」」


その言葉を合図に、恭介は私の作ったご飯を食べ始めた。


「…うん、やっぱり花の料理は日本一…いや、宇宙一うまい」


「ははっ、宇宙1って大げさだよ」


「いやほんとだって!」


「たぶん、それは恭介は私とお母さんの手料理しか食べたことないからじゃない?」


「…(図星)」


「ははははっ…ごめん恭介、さっさと食べちゃお?遅刻するよ」


「…へいへい」
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