恋×嘘×罪~誰にも言えない秘密の恋~
いつの間にか、俺たちは3人で一緒にいるようになってて…


2人が両思いだと気付くのにそう時間はかからなかった…


そして2人は付き合って…高校3年の冬…別れた…


別れた直後の花は今までとは比べ物にならないほど暗くなっていた。


『高瀬…高瀬っ…』


『花…』


あいつが苦しいとき悲しいとき…俺はずっと花のそばにいて…やっと手に入れた…


もう誰にも…渡したくない…


ー…


「さま…お客様…?」


っは!!


ッバ!


起き上がると、そこには店員がいた。


「大丈夫ですか?先ほどから…」


「すみません、大丈夫です…」
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