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王女でありながら、前世の記憶を持つことで一風変わった王女である主人公。前世で食堂を営んでいたことから、その記憶をもとに様々なこの世界では存在しない料理を作っていく。 テーマはまさに料理。その料理を通して、紡がれていく温かい人々とのストーリーの数々は、読んでいてとても温かい気持ちになります。また、料理を通してのストーリーが主なため、本来の王との恋愛事情が少し少なかったのが残念です。終わった後も、まだまだ二人のこれからと、その後の料理を絡めたストーリーを読んでいきたいと思えるほどに素晴らしい作品でした。
読んだり、書いたり、食べてる時が、至福な私は、楽しかったです。グルメモノではない、難しい知識のてんこ盛りではなく、食べてるだけの私でも「ほのぼの」となれました。日々戦っている、過食衝動にも襲われなかったし(笑)