お前といたい。ただそれだけじゃ駄目か?
大輝サイド
大輝ナレーション《あれは幼稚園に通っていた頃。僕はそとで遊んでいて迷子になっていた。》

大輝が小さいとき

小さい頃の大輝「ママーどこーうぅ。マァマー!」泣きながら歩く

その様子を見てか女の子が近づいてきた。

女の子「どうちたの?」

見ると女の子がいるのはわかるが、涙でかおが見えなかった。

小さい頃の大輝「ママがいないの。うわぁー。」

女の子はちかより頭を撫でながらハンカチを出す

女の子「はい。」

小さい頃の大輝「?」

女の子「とりあえずこれで涙をふきまちょね」
涙をふく

大輝は息をのんだ。女の子はとても可愛かった。

女の子「だいでーぶ?いっちょにママをちゃがちょ?」

手を差しのべる

小さい頃の大輝「う、うん。」

現在


大輝「…」


大輝ナレーション《あれからいろいろ探してくれて、結局交番にいったら母さんがいた。》

大輝「俺にはわかるあのときの声。顔、性格。全然変わってない。光は覚えてないのかなぁ」

さっきの悪いやつをみる目の光を思い出す

大輝「どうして俺はあんなやり方しかできないんだ!光を傷つけるつもりも言うつもりもないのに!」

去っていく光をみる

大輝「…。あぁ。やっぱ俺には光を幸せには出来ないのか。仕方ない。諦めてあいつにたくそう。」


大輝は逆戻りした


正剛の家の前にて

大輝心の声[俺には無理だ。あいつじゃなきゃ。光があいつに言いたがらない理由はわからないし、言ってしまったらまた光とは友達にもどっちまう。いや、あんなことしたんだ。友達にも戻れないかもしれない。だけど…それでもおれは!]

そうして、気づけば呼び鈴をおしていた。















次回予告


正剛「急になんのようだよ」

大輝「お前に言わなきゃいけないことがある。光のことだ。ショックかもしれないが聞け!」

正剛心の声[いったいなんだってんだ?]



次回

強い衝撃をくらったら、人は走らずにはいられない。






追記
今回は短くてすみません。









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