恋をしようよ
それからしばらく、ナツと連絡が取れなくなった。
連絡しますといわれたからには、あっちからのそれを待つしかないと思ってはいたものの、そろそろ限界かもしれない。
あれから2週間、ロックナイトにも連続で顔を出さないし、どうしたんだろうと思う。
ナツからもらった名刺を見つめながら、今日も姉ちゃんの花屋で飲んでいると、桃がそれを見つけてちょっかいを出してきた。
「カズおじちゃん、すなおちゃんにふられちゃったの」
そのものずばりそういわれて、かなり凹んでしまった。
「んなわけねーだろ、最近会ってないだけだよ。」
桃はいつもの上目ずかいで俺が見ていた名刺を眺めながら、「ツイッターやってるんだね・・・」なんて教えてくれた。
「ああ、これそうなのか?」
俺はインスタぐらいしかやってなかったから全然気付かなかったけど、言われてみればそうだ。
「どうせ仕事用のアカウントだろ・・・」
そんな風に返してみたものの、気になって速攻自分でもツイッターのアカウントを登録してみる。
よく勝手がわからなくて、これどうやるんだろうって試行錯誤していると、桃が色々と教えてくれた。
「結構色々呟いてるんだね、ほらこの写真とか湘南の海かな?」
”由比ガ浜なう 夏フェス終わって実家にきています”
そんなコメントの後に、仕事関係のフォロワーらしき人が、先週のフェスの内容とかをリプで返しているのが読みとれた。
ナツの実家は鎌倉なのかな?
まだそっちに行っているのだろうか・・・
そういえば、鎌倉には、昔なじみのお寺の住職が居て、最近会ってなかったなと懐かしく思い出していた。
「海かあ…いいなあ・・・私も行ってみたいなあ・・・」
桃は義兄ちゃんに似てインドア派だからあまり外に出たがらないくせに、珍しくそんなことを言うから、じゃあ明日行ってみるかって、ついでに蓮も誘って三人で出かけることにした。
連絡しますといわれたからには、あっちからのそれを待つしかないと思ってはいたものの、そろそろ限界かもしれない。
あれから2週間、ロックナイトにも連続で顔を出さないし、どうしたんだろうと思う。
ナツからもらった名刺を見つめながら、今日も姉ちゃんの花屋で飲んでいると、桃がそれを見つけてちょっかいを出してきた。
「カズおじちゃん、すなおちゃんにふられちゃったの」
そのものずばりそういわれて、かなり凹んでしまった。
「んなわけねーだろ、最近会ってないだけだよ。」
桃はいつもの上目ずかいで俺が見ていた名刺を眺めながら、「ツイッターやってるんだね・・・」なんて教えてくれた。
「ああ、これそうなのか?」
俺はインスタぐらいしかやってなかったから全然気付かなかったけど、言われてみればそうだ。
「どうせ仕事用のアカウントだろ・・・」
そんな風に返してみたものの、気になって速攻自分でもツイッターのアカウントを登録してみる。
よく勝手がわからなくて、これどうやるんだろうって試行錯誤していると、桃が色々と教えてくれた。
「結構色々呟いてるんだね、ほらこの写真とか湘南の海かな?」
”由比ガ浜なう 夏フェス終わって実家にきています”
そんなコメントの後に、仕事関係のフォロワーらしき人が、先週のフェスの内容とかをリプで返しているのが読みとれた。
ナツの実家は鎌倉なのかな?
まだそっちに行っているのだろうか・・・
そういえば、鎌倉には、昔なじみのお寺の住職が居て、最近会ってなかったなと懐かしく思い出していた。
「海かあ…いいなあ・・・私も行ってみたいなあ・・・」
桃は義兄ちゃんに似てインドア派だからあまり外に出たがらないくせに、珍しくそんなことを言うから、じゃあ明日行ってみるかって、ついでに蓮も誘って三人で出かけることにした。