恋をしようよ
6
甥っ子姪っ子を夏休みに海に連れて行ってやる、って言う名目で、鎌倉まで三人でドライブすることにした。
ついでに、ご無沙汰している知り合いのお寺にご挨拶に行くべく、菓子折りを持って行った。
この寺には、家の代々のご先祖の墓もあるから、お盆のお墓参りもかねて。
住職に挨拶をして、墓参りをした後、車をお寺の駐車場に置かせてもらって、三人で海まで足を伸ばした。
ツイッターに上げていたあの海は、この辺だなって思いながら、ぼんやりと海岸線を三人で歩く。
海の家で焼きそばなんかを食べながら、俺何やってんだろうなってぼんやりと思った。
相変わらずよく食うな蓮は、なんてながめながら。
「すなおちゃん、どこにいるんだろうね?」
桃が内緒話チックに俺にそんなことを耳打ちして、ニコッと笑うから何でこいつには見透かされてんだろうなって思う。
ぼんやりとスマホでツイッターを改めてチェックすると、新しい写真がアップされていて、なんとなく見たことある風景だなと思った。
「ここは江ノ電の駅だな・・・」
無意識にそれを見ながら呟いていたら、蓮が急に「江ノ電!乗りに行こうよ、乗りたい!?」なんてはしゃぎだすから、結局その駅に向かってみることにした。
ついでに、ご無沙汰している知り合いのお寺にご挨拶に行くべく、菓子折りを持って行った。
この寺には、家の代々のご先祖の墓もあるから、お盆のお墓参りもかねて。
住職に挨拶をして、墓参りをした後、車をお寺の駐車場に置かせてもらって、三人で海まで足を伸ばした。
ツイッターに上げていたあの海は、この辺だなって思いながら、ぼんやりと海岸線を三人で歩く。
海の家で焼きそばなんかを食べながら、俺何やってんだろうなってぼんやりと思った。
相変わらずよく食うな蓮は、なんてながめながら。
「すなおちゃん、どこにいるんだろうね?」
桃が内緒話チックに俺にそんなことを耳打ちして、ニコッと笑うから何でこいつには見透かされてんだろうなって思う。
ぼんやりとスマホでツイッターを改めてチェックすると、新しい写真がアップされていて、なんとなく見たことある風景だなと思った。
「ここは江ノ電の駅だな・・・」
無意識にそれを見ながら呟いていたら、蓮が急に「江ノ電!乗りに行こうよ、乗りたい!?」なんてはしゃぎだすから、結局その駅に向かってみることにした。