地獄的恐怖鬼ごっこ
頭痛と悪寒がした。

私達の学校は、外見は全く今朝と変わっていないのに、何か不気味で、
何か恐ろしい物が待ち受けているのではないかと、少しだけ錯覚した。

「何あるかわからないんだけど、お前ら大丈夫か?」

「大丈夫だよ」

正木は私達に心配の言葉をかけてくれたことに対して、私は大丈夫と返事をしたが、本当かと言ったら嘘。

少しだけ強がった。私の悪い癖の一つ。
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