私は一体どの道を進めば良かったのか?
次の日の朝、五年生になってからの初めての登校だ。この時私は人生初の大きな憂鬱に心と体が押しつぶされそうだった。

学校に着いた。クラスに入り朝のHRが終わり休み時間になった。私は勇気を出して近くの女子に話しかけてみた「ねぇねぇ同じクラスー?」私は自分のした過ちに気付くのに3秒かかった。このクラスにいる人は全員同じクラスに決まっている。

あぁ、、終わった。自分が少しコミュ障だった事をすっかり忘れていた。

だけどその瞬間信じられない言葉が耳に飛び込んで来た(皆んな同じクラスだよ?面白いねー!wまあ宜しくー!)あぁ、、この子は何て優しいんだろう!この子と友達になりたい❗️そう思った途端に私の口が無意識に動き出した「あっ宜しく!名前なんていう言うの?教えて!私の名前は岡村花!好きに呼んで!」私は昔から興味が少しでも出てくるとテンションが上がるタイプである。私に優しく受け答えしてくれた女子の名前は今泉優衣名前にも優しいの優という字が入っているのは運命かも知れないと思った。
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