人気No. 1ホストに秘密、バレました。



俺はそれを受け取ってため息をつく。
どうやらバイクに乗ってどこかへ行くようだ。こうなったらアオイさんは止められない。


(………仕方がない。学校は休もう…)


そう思い、俺はリュックを背負ってヘルメットを被り、アオイさんの後ろに乗る。



「おーっし!しっかり捕まれよ?」
『………どこ行くんですか?』
「すんげー楽しいところ!」
『………………期待しないで乗ってますね』
「ははっ、んじゃ行くぞ〜」


アオイさんは八重歯を見せながら笑ってバイクを付加して、運転をし始めた。


バイクは初めて乗ったが、自転車に乗っているような雰囲気ではなく、なんて言うのだろうか?うまく言えないが…、結構楽しい…。


しばらく走り、バイクはあるところに入り、止まった。


『…ここって』
「いえーっす!ゲーセン!」
『俺、未成年なんですけど…』
「18だろ?親と一緒じゃなきゃダメなのは16!だから大丈夫、大丈夫〜」


アオイさんはそう言って俺の手を引きながらゲーセンの中に入る。




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