無題 〜奇跡の7つ子〜
12:♣心境の変化♣
「あの、ホントにいいんですか?」
「いいよ。“あの秘鳴”が許したんだ。何か、いい激でもしたんだろ?それで秘鳴の心を動かした。だから、いいんだよ。」
「あ、ありがとうございます!!愛鳴さん!!」
私は、頭を下げた。
「じゃあ、また家でね。」
「はい!」
私が返事を返したら、愛鳴は、さっさと行ってしまった。
「アリス!どうだった?」
とてとてと、壱鳴が走ってきた。
「成功だったよ!」
私が親指を立ててグゥサインをすると、
「ヤッター!」
と、飛び跳ねて喜んだ。
「良かったね。成功して。」
遅鳴も、そう言ってくれた。
ココ最近、壱鳴と遅鳴が、私に優しくなった気がする。
壱鳴は、元々、優しかったけど、なんか、もっと素を見せてくれるようになった。
そして一番変わったのが、遅鳴。
私に対して、優しくなった。そして、過保護になりよく触れてくるようになった。
遅鳴は、少し潔癖症で、あまり家族以外の人には、触らなかった。私たちが来た時も、手袋をしていたし、何かあった時も、声でいうか、指さし。
それが触れてくるようになった。何となく、嬉しい。
「…日時は?」
あ、そうだった。
「えーと。明後日の、3·4時限目。」
「あ、学活だったね。そこにぶち込むなんて、さすが、愛鳴兄さんだね。」
遅鳴が誇らしげに言った。
「秘鳴姉さんの方が凄いし!!最強だし!」
少し拗ねたように、壱鳴が言う。
「あー。確かに秘鳴もすごいよね。」
それをなだめるように言って、壱鳴の頭をポンポンした。
優しい!!!!
かっこいいし!
最強じゃない?
「帰ろっか?」
「あ、うん。」
遅鳴は、どこまでも大人だ。
そう思いながら、家に帰った。
「いいよ。“あの秘鳴”が許したんだ。何か、いい激でもしたんだろ?それで秘鳴の心を動かした。だから、いいんだよ。」
「あ、ありがとうございます!!愛鳴さん!!」
私は、頭を下げた。
「じゃあ、また家でね。」
「はい!」
私が返事を返したら、愛鳴は、さっさと行ってしまった。
「アリス!どうだった?」
とてとてと、壱鳴が走ってきた。
「成功だったよ!」
私が親指を立ててグゥサインをすると、
「ヤッター!」
と、飛び跳ねて喜んだ。
「良かったね。成功して。」
遅鳴も、そう言ってくれた。
ココ最近、壱鳴と遅鳴が、私に優しくなった気がする。
壱鳴は、元々、優しかったけど、なんか、もっと素を見せてくれるようになった。
そして一番変わったのが、遅鳴。
私に対して、優しくなった。そして、過保護になりよく触れてくるようになった。
遅鳴は、少し潔癖症で、あまり家族以外の人には、触らなかった。私たちが来た時も、手袋をしていたし、何かあった時も、声でいうか、指さし。
それが触れてくるようになった。何となく、嬉しい。
「…日時は?」
あ、そうだった。
「えーと。明後日の、3·4時限目。」
「あ、学活だったね。そこにぶち込むなんて、さすが、愛鳴兄さんだね。」
遅鳴が誇らしげに言った。
「秘鳴姉さんの方が凄いし!!最強だし!」
少し拗ねたように、壱鳴が言う。
「あー。確かに秘鳴もすごいよね。」
それをなだめるように言って、壱鳴の頭をポンポンした。
優しい!!!!
かっこいいし!
最強じゃない?
「帰ろっか?」
「あ、うん。」
遅鳴は、どこまでも大人だ。
そう思いながら、家に帰った。