無題 〜奇跡の7つ子〜
33:♣仲直り♣
何が起きたのか、覚えていない。
確か、
アリスがなにか危険になった、ウサギを相手してて、ラストの一髪を喰らうところで、
体が、勝手に動いたんだ。
そして頭の中で、
“アリスが危険!助けなきゃ!”
ていう声が聞こえたんだ。
そしたら、いつの間にか、なんか黄金の花の中で寝てるし。
アリスは、めっちゃ泣いてるし。
と心の中で思い、下を向いたら、
涙でベトベトの、アリスの顔があった。
「あ、あの。アリス。」
後ろから、ウサギの声がした。
私は、振り返る。
「えーと。ご、ごめん!!」
と、謝られた。
「ただのちょっとした、嫉妬心で、こんなことまでなって。許して!!って言っても許さなくていいから。えーとえーと。とにかくごめん!!」
盛大に許してアピールがちらほら出てる。
「あのさ、ウサギ。私、ウサギについて怒ってないよ?だってウサギ誰も殺してないじゃん?殺してたら、少し怒だけど。ね?怒ってない怒ってない。だからさ、そんなに警戒しないでよ。」
うん。警戒しないでよって言ったのに、盛大に、離れてる。
「ほんと?」
「うん。」
………
「う……アリスーーーーー!!」
ひゃぁぁ
飛びついてきた。
べそべそ泣いている。
まぁ、さっきまで泣いてた、私が言えないけど。
確か、
アリスがなにか危険になった、ウサギを相手してて、ラストの一髪を喰らうところで、
体が、勝手に動いたんだ。
そして頭の中で、
“アリスが危険!助けなきゃ!”
ていう声が聞こえたんだ。
そしたら、いつの間にか、なんか黄金の花の中で寝てるし。
アリスは、めっちゃ泣いてるし。
と心の中で思い、下を向いたら、
涙でベトベトの、アリスの顔があった。
「あ、あの。アリス。」
後ろから、ウサギの声がした。
私は、振り返る。
「えーと。ご、ごめん!!」
と、謝られた。
「ただのちょっとした、嫉妬心で、こんなことまでなって。許して!!って言っても許さなくていいから。えーとえーと。とにかくごめん!!」
盛大に許してアピールがちらほら出てる。
「あのさ、ウサギ。私、ウサギについて怒ってないよ?だってウサギ誰も殺してないじゃん?殺してたら、少し怒だけど。ね?怒ってない怒ってない。だからさ、そんなに警戒しないでよ。」
うん。警戒しないでよって言ったのに、盛大に、離れてる。
「ほんと?」
「うん。」
………
「う……アリスーーーーー!!」
ひゃぁぁ
飛びついてきた。
べそべそ泣いている。
まぁ、さっきまで泣いてた、私が言えないけど。