君へ
タイトル未編集
君は覚えていますか?
君が私に好きだと伝えてくれた日を。
大学生になって始めた、CDショップ屋さんのバイト先で君と私は出会ったんだよね。
君は私よりも1年長く働いていたけど、同い年のバイト仲間は君と私だけだったからすぐに仲良くなったよね。
あの頃は君が私を追いかける側だったんだよ。
ご飯の約束も遊園地の約束も全部君からだった。
告白はベタだけど、遊園地の観覧車の中だったよね。
「好きです。付き合ってください!」って言われた時、君からの好意は気づいていたから予想できてたのに自分が思ってたよりも嬉しかったんだ。
私もいつのまにか君の事が大好きになってたんだなって思ったんだ。
その日から私たちのカップル生活が始まった。
あの頃は君とならどれだけ月日が経っても幸せでいられるって本気で思ってたんだよ。
君が変わっていったのは、付き合って2年ぐらいの頃からだった。
連絡をしても、ほとんど返ってこない。
返ってきても適当な返事とかだった。
だんだん君が遠のいてく気がして、焦って行動しても君はもっと遠ざかっていった。


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