無敵の剣
「危ないでしょう!見えないんだから!」
「悪い」
ドキッと全身が跳ね上がる
私… 土方さんに組み敷かれてる
声の近さと聞こえる呼吸や伝わる体温
全てに大慌てだ
いや、土方さんにはいつもの私だろう
「なぁ? 俺と夫婦になるか? 一」
ハジメと呼ばれ、緊張した
「私は、壱です」
「俺を騙せると思ってんのか?」
「ひっ土方さん!!」
土方さんの唇が私の耳から首筋を這う
「一」
「ちょっと!!冗談がすぎるから!!痛っ」
暴れすぎて、自分の右手を捻った
「大丈夫か?」
土方さんが私から離れ、起こしてくれた
手首を診てくれて
「そんなに嫌だったか…悪かったな」
「嫌なのは… 違う名前を呼ぶから…
私は、壱だって言ったのに…
斎藤は、仲が良かった友
一は、兄の名前だから…」
「お前…嘘下手すぎ…」
ふわりと抱きしめられた
「俺がわからないと思ったのか?
お前は、一だ!そうだろ?」
「私は、壱です」
ネコが遊べと絡んでくるまで
ずいぶん長い時間抱きしめられた
浮つく心を読まれないように
ネコを膝に乗せて撫でる
「悪い」
ドキッと全身が跳ね上がる
私… 土方さんに組み敷かれてる
声の近さと聞こえる呼吸や伝わる体温
全てに大慌てだ
いや、土方さんにはいつもの私だろう
「なぁ? 俺と夫婦になるか? 一」
ハジメと呼ばれ、緊張した
「私は、壱です」
「俺を騙せると思ってんのか?」
「ひっ土方さん!!」
土方さんの唇が私の耳から首筋を這う
「一」
「ちょっと!!冗談がすぎるから!!痛っ」
暴れすぎて、自分の右手を捻った
「大丈夫か?」
土方さんが私から離れ、起こしてくれた
手首を診てくれて
「そんなに嫌だったか…悪かったな」
「嫌なのは… 違う名前を呼ぶから…
私は、壱だって言ったのに…
斎藤は、仲が良かった友
一は、兄の名前だから…」
「お前…嘘下手すぎ…」
ふわりと抱きしめられた
「俺がわからないと思ったのか?
お前は、一だ!そうだろ?」
「私は、壱です」
ネコが遊べと絡んでくるまで
ずいぶん長い時間抱きしめられた
浮つく心を読まれないように
ネコを膝に乗せて撫でる