無敵の剣
馬鹿は、どっち?
朝…かな?


「おはようさん!熱、下がったで!
気分は、どや?」


「いい」


「にゃあにゃあ!」


「あー、ご飯か…すぐ作る」


「俺が作る!寝とけ!」


「山崎さん、作れるのか?」


「…任せとき!」


ほんの少し、間があった事が気になる



「私が作るから手伝って」


「…堪忍」




やはり、作れないのか






手探りで粗方の事は、全部出来る



「ホンマに見えへんの?
薄ら見えてんちゃう?」


「煩いなぁ コレ、よそって!」



料理が出来るまで、ずっと騒がしくて
調子が狂う



「ネコ」


「にゃーん」



嬉しそうな鳴き声に微笑む



「ふふっ 美味しいか?」


「にゃあ!」


「ふふっ 良かった」





静かに食べるネコと違い




「美味い!!やっぱり斎藤の飯が
1番やで!!!おかわり!!!」




「自分でしろ」



「冷たっ!副長が言ったら、すぐ行くやろ?
俺には、冷たいねんなぁ~」


「土方さんも自分でしてたよ」



ほな、と、しぶしぶ立ち
ご飯をおかわりする












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