無敵の剣
先生は、良いこと思いついた!
って感じに明るく言った
「なんで?」
私が冷ややかに言えば
「前回、慌てて強い解毒薬を飲ませたんだ
それが解毒薬をも打ち消しているかもしれない!
だから、もう一度やり直すんだ!!!」
そうか! じゃあ!飲もう!!!
なんて、なるか?
「で!? 毒は!?」
土方さんが興味津々に問う
なんで乗り気なの?
「ない!!」
言い切った先生
沈黙が襲う
「ん?薬なら、コイツが仕入れできるんじゃないか?」
「え!?無理だよ!たまたま1個
貰っただけだし…」
……1個
じゃあ、雪の薬は?
「一、誰に貰ったの?」
壱に問う
「実は……わからないんだ
襲われて、目隠しされてさ
斎藤一か?って聞かれて
女に飲ませろって懐に入れられた」
「俺、女って聞いて一だと思ったから」
「一って呼ぶな!幸!間違うな!」
「そうだった」
なるほど…
その誰かに、ゼンさんは心当たりがある
徳川の関係者? 天子様の関係者?
私と雪が一緒に暮らしていたことを
知っていて
会津に出入り出来る人物
あ… いる
って感じに明るく言った
「なんで?」
私が冷ややかに言えば
「前回、慌てて強い解毒薬を飲ませたんだ
それが解毒薬をも打ち消しているかもしれない!
だから、もう一度やり直すんだ!!!」
そうか! じゃあ!飲もう!!!
なんて、なるか?
「で!? 毒は!?」
土方さんが興味津々に問う
なんで乗り気なの?
「ない!!」
言い切った先生
沈黙が襲う
「ん?薬なら、コイツが仕入れできるんじゃないか?」
「え!?無理だよ!たまたま1個
貰っただけだし…」
……1個
じゃあ、雪の薬は?
「一、誰に貰ったの?」
壱に問う
「実は……わからないんだ
襲われて、目隠しされてさ
斎藤一か?って聞かれて
女に飲ませろって懐に入れられた」
「俺、女って聞いて一だと思ったから」
「一って呼ぶな!幸!間違うな!」
「そうだった」
なるほど…
その誰かに、ゼンさんは心当たりがある
徳川の関係者? 天子様の関係者?
私と雪が一緒に暮らしていたことを
知っていて
会津に出入り出来る人物
あ… いる