無敵の剣
「ちょっと… 出掛ける…」
私が言うと
「よし!平助行こうぜ!」
永倉さんが私より先に立ち上がる
藤堂さんが私の手を引く為に
私の前に来る
「一人で行きたい」
全員一致で
「馬鹿か?」
アホ扱いしてくる
私は、立ち上がるとスタスタと襖を開け
振り返る
「見えてるのか?」
原田さんが、驚いている
「見えなくてもおおよそのことは出来る」
土方さんの部屋の前には、すぐ庭に降りられるように草履があることも学習済み
私は、その草履を履くと
「夕餉には間に合うように帰ります」
土方さんがいるであろう方向に言う
「俺が、1人で行かせると思うか?」
「山崎さんなら、出掛けてますよ」
土方さんの考えを読み、ニコリ
「チッ」
「幸!俺も行く!!」
藤堂さんを振り切る為に
全力疾走で屯所の壁を目指す
「えええええーーー!!!!!」
藤堂さんは、私が壱と戦っている姿を見ていない
だから、こんなに動けるなんて思ってない
ヒョイと壁を乗り越え
屯所を出る
私が言うと
「よし!平助行こうぜ!」
永倉さんが私より先に立ち上がる
藤堂さんが私の手を引く為に
私の前に来る
「一人で行きたい」
全員一致で
「馬鹿か?」
アホ扱いしてくる
私は、立ち上がるとスタスタと襖を開け
振り返る
「見えてるのか?」
原田さんが、驚いている
「見えなくてもおおよそのことは出来る」
土方さんの部屋の前には、すぐ庭に降りられるように草履があることも学習済み
私は、その草履を履くと
「夕餉には間に合うように帰ります」
土方さんがいるであろう方向に言う
「俺が、1人で行かせると思うか?」
「山崎さんなら、出掛けてますよ」
土方さんの考えを読み、ニコリ
「チッ」
「幸!俺も行く!!」
藤堂さんを振り切る為に
全力疾走で屯所の壁を目指す
「えええええーーー!!!!!」
藤堂さんは、私が壱と戦っている姿を見ていない
だから、こんなに動けるなんて思ってない
ヒョイと壁を乗り越え
屯所を出る