無敵の剣
新選組に松本先生が来た


沖田さんと私の診察だ



「めまいや頭痛は、どうだい?」


「まだある」


「え!? そうなの!? 大丈夫!?」



扆をのけて
沖田さんが飛びついてくる




「大したことはない…」




なんのための扆だ

私は、胸元を隠す




私の診察が終わり


沖田さんの番




「あまり良くないね」


胸の音を聞いた先生が言う



ギロリと沖田さんを見る



そっちこそ、大丈夫か!?




「まだまだ、やれますよ!」



余裕綽々に笑う沖田さんに
私も、笑ってしまう








診察が終わり、幹部のところへ




「2人の隊務を減らして下さい」




先生は、容赦なく言いつけた






仕方ない…







先生が帰りしなに、私にコソッと
文を渡してきた




ゼンさんからだった








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