無敵の剣
そんなある日




「うわぁーーーーっ!!!」



平助に仕返しをされた



私の大嫌いな蛇を投げて来たのだ

振り払ったものの

部屋の中に蛇がいることに変わりなく



「いやだ!!あっちいけ!!」


なぜか私に向かってくる蛇に
恐怖しかない


私が、本当に怖がっていると気づいた平助が、蛇をポイッと外に出す


私は、平助にしがみつく



「怖かったぁ」



平助が、私を撫で



「ごめん…」



反省してくれたものの




油断して、口づけをされ



驚き、反射的に



パチーン



叩いてしまった…







「何を騒いでいる
2人とも、新選組との会食に行くぞ」




鈴木に言われ、支度をする




平助の頬は、真っ赤に腫れていた





「平助が蛇なんか持ってくるから…」


「一がいつも悪戯するから!」





私達は、フンッとふて腐れる







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