無敵の剣
私の言葉足らずだ





「伊東さんとは、男と女の関係には
なってないぞ?」



きっと、これが気になっていたのでは?
と、思い伝えると





目をキラッと輝かせて

「良かったぁ~!!!
よし!一!!障子の張り替えしよう!!」



平助が私の両手を握る



「……ネコが、破いた?」


頬がヒクヒクする



「うん!桜とネコが、俺の部屋を
荒らして大変だからよろしくね!!!」



荒らされたと言うわりに
ニコニコと嬉しそうだ




「ごめん… 行こう」




荷物を置いて、平助の部屋を片付ける



そこに、伊東さんがやってきた



「帰って早々なんだが…
新選組から会食の誘いがあってね
藤堂君、斎藤君いいかな?」


「「はい」」






時間まで平助と作業をする


チラリと平助を見る





なんでだろう…





伊東さんは、どうやって平助を
操っているんだろう



平助が、不安そうな表情を浮かべる





その理由は、なんだろう







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