無敵の剣
護衛を先に帰らせ

土方さんと2人、ならんで歩く帰り道



「どこに寄るんですか?」



私の質問を聞こえているくせに
聞き流し歩く



普段無口な私が
何かしら会話をしなければと思うほど

チラチラと土方さんの様子を覗う



怒ってはないな



喋ってくれると楽なのに…






だんだんと行き先に検討がつく



平助の墓






並んで手を合わせる





「俺は…」


「梅の花 一輪咲いても 梅は梅」


「は?」


私は、懐から髪紐を出した


「沖田さんから教えて貰った!
これ、梅の花でしょう?
沖田さんの句ではないらしいんですけど
よい句ですよね!」



「//////////」



っ!!! 
///// 土方さんの句か!!!
沖田さぁーん!!!



「あの///// これ、大事にしてます/////」



何言ってんだろ…



「そうか そうだな」




土方さんが凄く哀しそうに言った








なに? なんで? 何かまずいこと…

あ、また誤解された?























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