無敵の剣
「治るんですよね!?」
「大病ではない
医者にも診て貰っている
ただ、大袈裟に心配されて
置いて行かれたくないから、内緒な!」
市村君がニコッと笑った
「置いて行くはずないですよ!
副長は、斎藤さんがいないとただの人です
オロオロしたり、少しヌケてたり
おっちょこちょいです!
皆が怖がるのが不思議なほどです」
恐らく、試衛館時代の仲間しか知らない
土方さんを知っている
市村君の観察力に驚く
「いい目をしてるな
物事や人を正確に観察出来ている
やはり市村君は、強くなるよ
そのうち、私を負かすんじゃないか?」
「嬉しいです!!!
斎藤さんに誉めてもらえるなんて!!
お世辞じゃないですよね?」
「世辞なものか」
あっという間に強くなって
土方さんみたいに、指揮をとったりしてな
10歳年下の市村君が可愛く思えて
ついつい、頭を撫でてしまう
背筋をピーーーンと伸ばして
耳を真っ赤にする市村君に
こちらが目を丸くする
あぁ…
私が女だと知っていたんだった
気分を害していないか
市村君の顔を覗く
予想外に嬉しそうだ
「大病ではない
医者にも診て貰っている
ただ、大袈裟に心配されて
置いて行かれたくないから、内緒な!」
市村君がニコッと笑った
「置いて行くはずないですよ!
副長は、斎藤さんがいないとただの人です
オロオロしたり、少しヌケてたり
おっちょこちょいです!
皆が怖がるのが不思議なほどです」
恐らく、試衛館時代の仲間しか知らない
土方さんを知っている
市村君の観察力に驚く
「いい目をしてるな
物事や人を正確に観察出来ている
やはり市村君は、強くなるよ
そのうち、私を負かすんじゃないか?」
「嬉しいです!!!
斎藤さんに誉めてもらえるなんて!!
お世辞じゃないですよね?」
「世辞なものか」
あっという間に強くなって
土方さんみたいに、指揮をとったりしてな
10歳年下の市村君が可愛く思えて
ついつい、頭を撫でてしまう
背筋をピーーーンと伸ばして
耳を真っ赤にする市村君に
こちらが目を丸くする
あぁ…
私が女だと知っていたんだった
気分を害していないか
市村君の顔を覗く
予想外に嬉しそうだ