無敵の剣
「何人必要だ?」

「私だけでいい」


「怪我は、するな」


「そっちこそ」




こんなやり取りをするのも久しぶり












「帰ってこいよ」


「はい」














私は、ひとり


伏見に残り、敵を撹乱すべく
様々な仕掛けを施した




ここで足止め出来るのは、わずか







私は、刀の鞘を持ち、目を閉じる





暗闇なら私が有利だ

相手が銃を持っていても
撃たせなければいい






あらゆる仕掛けで敵の足を止め

斬っていく





夜が明ける前に
私は、抜けて大阪へ向かう







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