無敵の剣
やはり、双子なのだと
私達は、笑った
「沖田さんが亡くなったら
戻ってくるんだろ?」
「……」
沖田さんが亡くなったあとのことなんて
考えていなかった
病は、確実に進行している
それでも、病が治ることを望んでいる
壱に言われて
初めて、沖田さんが私に触れない理由に気がつく
土方さんのところに
私が帰ることを考えているんだ
「壱、私… 帰る! またな!!!」
「え! おい! 一!!!」
なんだか、無性に腹が立った
そして
さみしくなった
私達は、笑った
「沖田さんが亡くなったら
戻ってくるんだろ?」
「……」
沖田さんが亡くなったあとのことなんて
考えていなかった
病は、確実に進行している
それでも、病が治ることを望んでいる
壱に言われて
初めて、沖田さんが私に触れない理由に気がつく
土方さんのところに
私が帰ることを考えているんだ
「壱、私… 帰る! またな!!!」
「え! おい! 一!!!」
なんだか、無性に腹が立った
そして
さみしくなった