無敵の剣
信じ合うこと
「おい!一に無茶させるなよ!
それから! 今度帰って来るときは、2人でな!
親とか、挨拶しとかねぇーとだろ!」


「おう 壱、ありがとうな」


頭を下げる土方にシッシッと手を振る


壱のことを微笑むと土方が、くるりと背を向けた




「今度、一を泣かせたら…殴ってやるからな」

「ふっ それは、ねえよ」





どんどん遠く小さくなる背中を見送る






「やっぱり殴っておけばよかった!
腹立つ!いい男ってのは、なんであんなに余裕かね!」


















~~~これが、壱と土方の別れだった









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