無敵の剣
ありのままの自分を受け入れて貰えている
そう、実感するとともに
妻となり、母になる
幸せを実感できた


箱館に移り、箱館政府が樹立した

その祝杯の前



「浮かれるな
戦が終わったわけじゃない」



一に言われ、土方が微笑む

皆に向けて、大声で言った


「今は、浮かれる時ではない!」


皆が土方に注目した



「と、コイツが言っている」


一を指さすと皆が笑う



鬼の副長と呼ばれていた土方が
尻に敷かれていると、盛大に笑った


一が呆れ顔をすると


「浮かれたい気持ちだが
いつ、何時、攻められるやもしれん!
よろしく頼む!」



土方の言葉に皆が気持ちを引き締めた









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