無敵の剣
その後、お開きになり



自室でネコを撫でる





「敵じゃなくて良かった…」





壱が?  私への誤解が?




「にゃっ!」



ネコが私から飛び降りる



天井から山崎さんが降りた




「ホンマ!それや!斎藤が味方で良かった!
何で、何も言わへんねん!」


「あ!!!」


「わぁ!!なんやねん!!!」





空気だ…

沖田さんは、すぐに反応した

左手の攻撃の時も読まれていたんだ




ネコも山崎さんに気づいて…




「そうか!!!そうか!!!」


「……どないしたん?」




私は、山崎さんに微笑む



「最近、ずっと考えていたことが
今、すっきりしたんだ
山崎さん!ありがとう!!!」


「は?考え事してて黙り込んでたん?」


「はぁー!すっきり!」









壱が… 味方で良かった



もしも、壱が長州側だったら





私は、粛清されていただろう
















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