イジワル上司にまるごと愛されてます
尚人に問われて、茉那は「んー」と言いながら、右手の人差し指を顎に当てた。
「おもちゃや服はだいたい揃えちゃったのよね~。あ、でも、何枚あっても困らないって聞くから、スタイがいいかな」
「スタイ?」
尚人は眉を寄せて雄一朗を見たが、彼もわからない、というように小さく首を左右に振った。
「よだれかけのことだよ」
柊哉がボソッと言った。頬杖をつき、尚人の背後の窓の方を向いていて、機嫌が悪そうにも見える。
「ああ、そうなのかぁ。じゃ、かわいいやつを探してくるよ」
「うーん、かっこいいのがいいかな」
茉那の言葉を聞いて、全員が茉那を見る。
「じゃ、男の子なんだ!?」
全員の声が揃い、茉那はにっこり微笑む。
「そうで~す! もう名前もいくつか考えてるんだよ~」
茉那があまりに幸せそうに笑うので、尚人が両手で頭を抱えた。
「うおー、俺も子どもがほしくなってきた!」
「その前に彼女作れよな」
「おもちゃや服はだいたい揃えちゃったのよね~。あ、でも、何枚あっても困らないって聞くから、スタイがいいかな」
「スタイ?」
尚人は眉を寄せて雄一朗を見たが、彼もわからない、というように小さく首を左右に振った。
「よだれかけのことだよ」
柊哉がボソッと言った。頬杖をつき、尚人の背後の窓の方を向いていて、機嫌が悪そうにも見える。
「ああ、そうなのかぁ。じゃ、かわいいやつを探してくるよ」
「うーん、かっこいいのがいいかな」
茉那の言葉を聞いて、全員が茉那を見る。
「じゃ、男の子なんだ!?」
全員の声が揃い、茉那はにっこり微笑む。
「そうで~す! もう名前もいくつか考えてるんだよ~」
茉那があまりに幸せそうに笑うので、尚人が両手で頭を抱えた。
「うおー、俺も子どもがほしくなってきた!」
「その前に彼女作れよな」