イジワル上司にまるごと愛されてます
第四章 勝手にデート
翌土曜日の朝、来海は七時半に起きてトーストとコーヒーで朝食を取ったあと、ベッドに寝転んでファッション誌を見るとはなしに見ていた。バッグの中に入れっぱなしだったスマートフォンが明るい電子音を鳴らし、メッセージが届いたことを知らせる。
(誰からだろ)
スマホを取り出してみると、メッセージアプリに尚人からのメッセージが届いていた。
『おはよう。明日、時間があったら、茉那の出産祝いのスタイを選びに行かないか? 雄一朗と柊哉はちょうど午後から時間があるんだって。四時ぐらいに集合して、デパートのベビー用品売り場でも見に行って、それからみんなで飯でもどう?』
(柊哉も来るのかぁ……)
そう思うと気は進まなかったが、同期から茉那へのお祝いなのだ。やっぱりきちんと選びたい。
『私も大丈夫だよ』
『じゃ、四時に百貨店の入り口前に集合!』
ご丁寧に待ち合わせ場所に星印をつけたマップの画像まで送られてきた。
『ありがとう。それじゃ、明日ね』
『よろしく~』
(誰からだろ)
スマホを取り出してみると、メッセージアプリに尚人からのメッセージが届いていた。
『おはよう。明日、時間があったら、茉那の出産祝いのスタイを選びに行かないか? 雄一朗と柊哉はちょうど午後から時間があるんだって。四時ぐらいに集合して、デパートのベビー用品売り場でも見に行って、それからみんなで飯でもどう?』
(柊哉も来るのかぁ……)
そう思うと気は進まなかったが、同期から茉那へのお祝いなのだ。やっぱりきちんと選びたい。
『私も大丈夫だよ』
『じゃ、四時に百貨店の入り口前に集合!』
ご丁寧に待ち合わせ場所に星印をつけたマップの画像まで送られてきた。
『ありがとう。それじゃ、明日ね』
『よろしく~』